ナイガイの商品づくりを支える拠点「ナイガイ・ラボ」

東京・江東区にある弊社技術開発部内に2018 年に開設された研究施設。足や体に関するデータの収集や、商品の機能を検証するための様々測定機器が揃っています。
ナイガイ・ラボには、足の状態をはじめ足や体の動きなどを測定する様々な機器が常備されています。
弊社の社員も定期的に計測したり、物流センターや協業企業の工場に計測器具を持参して、働く人たちの足のデータを取る「出張ラボ」も実施しています。基礎研究として多くの人の足や体のデータを収集し、得たエビデンスをプロダクトに反映させています。
ふくらはぎの高さまでの脚の形状や寸法を測るボックス型の「3D 足形計測器」、ボックスの内部の周囲にはカメラと赤外線レーザーが何台も付いており、足長、足囲、アーチ高、足首囲などを3D で立体的に測定可能です。
歩行時の重心移動や圧力分布の変動、歩幅といった歩行の特徴、歩いている際の足裏の状態を視覚的に確認できる「ウォークway」
体のバランス能力を測る「バランスコーダ」。
三角形の台の上に立ち、立位姿勢での重心動揺や、下肢の荷重、重心可動域等をもとに、足腰の総合的なバランス感覚を測定することができます。
足の表面温度を測り可視化できる「赤外線サーモグラフィカメラ」。温度が低い箇所は青く、高い箇所は赤く表示され、靴下着用による影響や時間経過による温度変化などを視覚的に記録することができます。 
そのほか、様々な動作時の筋肉の動きを捉える「筋電計」や文部科学省が定める「新体力テスト」と日本整形外科学会の「ロコモ度テスト」用の測定器具も揃えています。